登壇者プロフィール

第10回記念パネルディスカッション2月1日(木)

「未来を創るかわさきグリーンイノベーション」
第10回を記念して、川崎市のこれまでの10年間を振り返るとともに、これからの10年間を見据えた環境産業のあり方や成長戦略・ビジョンなどについてディスカッションを行い、川崎市が進めるグリーンイノベーションの将来像を模索します。
パネリスト:小宮山 宏 氏、藤沢 久美 氏、岩元 美智彦 氏、山影 雅良 氏、福田 紀彦 コーディネーター:涌井 史郎 氏

 

小宮山 宏
三菱総合研究所理事長、川崎市先端科学技術成長戦略アドバイザー 1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、東京大学工学部長等を経て、2005年4月に第28代東京大学総長に就任。2009年3月に総長退任後、同年4月に三菱総合研究所理事長に就任。2010年8月には、サステナブルで希望ある未来社会を築くため、生活や社会の質を求める「プラチナ社会」の実現に向けたイノベーション促進に取組む「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。著書に「『課題先進国』日本(中央公論新社)」、「日本『再創造』(東洋経済新報社)」、「新ビジョン2050(日経BP社)」など多数。

 

藤沢 久美
シンクタンク・ソフィアバンク代表 国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。
2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。現在、代表。
政府各省の委員や理事、豊田通商など上場企業の社外取締役なども兼務。
ネットラジオ、書籍、テレビ、講演などを通して、リーダーのあり方や社会の課題を考えるヒントを発信している。
近著は、『すぐやる人の“超えてる”思考法』監修(2017年9月)。『最高のリーダーは何もしない』等著書多数。

 

岩元 美智彦
日本環境設計株式会社 代表取締役会長 1964年鹿児島県生まれ。1987年3月、北九州市立大学経済学部卒業。卒業後に就職した繊維商社では営業職に携わるなか、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、現取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。2015年アショカ・フェローに選出。EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2015ジャパン チャレンジング・スピリット部門大賞受賞、Japan Venture Awards 2017中小企業庁長官賞受賞。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)。

 

山影 雅良
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課長/水素・燃料電池戦略室長 平成 6年 4月  通商産業省入省 特許庁、資源エネルギー庁、製造産業局などで、電力関係、住宅関係の業務を担当。
平成21年 5月  経済産業政策局地域経済産業グループ地域経済産業政策課
平成21年10月  内閣府行政刷新会議事務局
平成22年 7月  内閣法制局第四部参事官
平成28年 6月  資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力基盤整備課長
平成29年 6月  資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギーシステム課長 (併)水素・燃料電池戦略室長

 

福田 紀彦
川崎市長 平成 7年 5月  米国ファーマン大学政治学専攻卒業
平成 7年 6月  衆議院議員 秘書
平成15年 4月  神奈川県議会議員(2期)
平成21年12月  神奈川県知事 秘書
平成22年 2月  早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員
平成25年11月  川崎市長(2期)
          現在に至る

 

涌井 史郎
東京都市大学環境学部 特別教授、造園家 造園家。東京農業大学農学部造園学科出身。
(現)東京都市大学・特別教授、東京農業大学・愛知学院大学・中部大学等の特任教授、岐阜県立森林アカデミー学長などを務めている。
平成15年日本国際博覧会(愛・地球博)会場演出総合プロデューサー、平成25年第39回全国育樹祭総合アドバイザーなどを歴任。
これまでハウステンボス、全日空ホテル等のリゾート計画や、多摩田園都市公園などのランドスケープ計画、そして二子多摩川の都市計画変更などに関与する一方、過疎中山間地域や水源地等の町おこしや村落の活性化対策など、都市から過疎農山村に至るまで 幅広く都市と自然の関わりについて取り組み、数多く作品を残している。

かわさきコンパクトフォーラム2月1日(木)

「親子トークセッション~川崎が変わる、川崎が変える地球の未来~」
地球環境を健全に保全することはいまや世界各国で大きな課題となっています。日本を取り巻く現状・市民や企業の取組・優れた環境技術を有する川崎市のポテンシャルなど、金融や世界情勢に詳しい末吉竹二郎氏、フェアトレードや環境問題に積極的に取組む末吉里香氏親子に、熱く語っていただきます。

 

末吉 竹二郎
国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問 川崎市国際環境施策 参与 1945年鹿児島県生まれ。東京大学経済学部卒業。1967年三菱銀行に入行し、バンコック駐在員事務所長、米州営業部長(ニューヨーク)、ニューヨーク支店長、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取、日興アセットマネジメント副社長等を歴任。現在、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問、川崎市国際環境施策参与等を務める。

 

末吉 里花
一般社団法人エシカル協会 代表理事 慶應義塾大学総合政策学部卒業。TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターとして世界各地を旅した経験を持つ。また司会や、レポーター、モデレーターもこなす。フェアトレードやエシカルを中心に活動を展開し、日本全国の企業や高校、大学などで講演、各地のイベントでトークショーを行う。著書に『祈る子どもたち』(太田出版)。新刊『はじめてのエシカル』(山川出版社)。消費者庁「倫理的消費」調査研究会委員(2015.5~2017.3)、東京都消費生活対策審議会委員、日本エシカル推進協議会理事、NPO法人FTSN(Fair Trade Students Network)関東顧問、1% for the Planetアンバサダー、ピープルツリーアンバサダー
一般社団法人エシカル協会のホームページはこちら

第10回記念講演2月2日(金)

「環境とエネルギー・川崎からのメッセージ」
第10回を記念して川崎市のグリーンイノベーションを取り巻く社会経済環境などの変化を踏まえ、資源・エネルギー・環境などをテーマにご講演いただきます。

 

橘川 武郎
東京理科大学大学院イノベーション研究科 教授 1951年生まれ。和歌山県出身。1975年東京大学経済学部卒業。1983年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同年青山学院大学経営学部専任講師。1987年同大学助教授、その間ハーバード大学ビジネススクール 客員研究員等を務める。1993年東京大学社会科学研究所助教授。1996年同大学教授。経済学博士(東京大学)。2007年一橋大学大学院商学研究科教授。2015年より現職。東京大学・一橋大学名誉教授。総合資源エネルギー調査会委員。

環境産業フォーラム2月2日(金)

「激変する世界構造と日本~川崎市の役割とは~」
時事時流を捉え、最新の環境ビジネスや世界の動向について、環境ビジネスユーザーに有効な情報を提供していだきます。

 

寺島 実郎
一般財団法人日本総合研究所 会長 1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行役員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を経て現職。多摩大学学長も務める。 国交省・スーパー・メガリージョン構想検討会委員、宮城県・震災復興会議副議長、経産省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、川崎市先端科学技術成長戦略アドバイザリーボードメンバー等歴任。 著書に『脳力(のうりき)のレッスンⅠ~Ⅳ』(岩波書店)『新・観光立国論』(NHK出版)『中東・エネルギー・地政学』(東洋経済新報社)『シルバー・デモクラシー 戦後世代の覚悟と責任』(岩波新書)『ユニオンジャックの矢 大英帝国のネットワーク戦略』(NHK出版)ほか多数。